お客様からのニーズ | 介護記録の複写式伝票の記載にミスが多く実地指導でも過誤指示を受けてしまった。その為、サービス提供責任者によるチェック業務を追加したが1週間以上の工数を要しその他業務に支障が出る状態でなんとか効率化と業務管理の両立を図りたいと思いプロに依頼しました。 |
---|
コンサルから見た現状 | 登録ヘルパーの業務習熟度の不足、訪問介護計画、手順書の浸透に不足がある状態の為、複数チェック項目から記録者が実施項目を選択する複写式伝票の形式では、記録にミスが起こり、フォーマル、インフォーマル問わずチェックしていしまうことも多く、請求に過誤が発生している状態、また、複写式のサービス毎の記録では一か月あたりの伝票枚数が膨大になり、チェック業務が追い付いていない状態。 |
---|
課題記載 | 職員へ計画・手順等サービス情報の浸透を促進、訪問介護の基本的理解、記録フォームの改善 |
---|
解決策の記載 | 訪問介護計画・手順等サービス情報の浸透を目的としたMTG機会の設置、訪問介護の基本的理解を促す研修実施、記録を1か月毎の一覧書式に変更しチェック箇所も一か所とする事でミスを最小限に抑えるとともに、チェック業務の効率化を図る。 |
---|
改善中の出来事 | サービス情報の浸透を目的としたMTG機会の設置には、当初、職員のめんどくさい、時間が取れない等の反発が懸念されていたが、導入してみると今までもこういった時間が欲しかった、外部の人(コンサルが参加する為)との約束なので、なーなーになってしまい流れる事もなく感謝しているとの声が上がった。 書式の変更についても簡素化が図られる事で直接介護業務に専念できると喜ばれた。 |
---|
成果 | サービス情報の浸透を図るMTGの継続で、ご利用者の状況にあわせたサービスの更新ができるようになり、また、事業所内での情報共有が促進され複数職員が携わるケースでのサービスの標準化が図られた。 記録についても、チェック業務に一週間要していた業務が、1時間以内で完了するようになり、記録者のミスも0となった。 |
---|